Live Home レンダリング時の画素数の影響

 Mac版のLive Homeでは3Dビューとパストレーシングでレンダリング出力することができます。3Dビューでデジカメ並みの6000×4000で出力すると、壁などの一部が反映せずに正しく出力されません。なんと、7000×7000にすると真っ黒の画像しか出力されません。IntelのCPUと16GBのメモリーを搭載したMac Book Proを使っていますが、画素数を大きくすると正しく出力することができなくなります。

3Dビューでの出力の影響

 プルダウンメニューで出てくるプリセットの画素数では複雑なモデルでも問題は発生しませんでした。できるだけ画素数は大きくしたいので、カスタムを選択して大きな画素数を入力すると問題が生じます。4000×3000では正しく出力できますが、6000×3500にすると部分的に問題が生じます。ドアが消えて、裏側の壁も消えています。6000×4000ではさらにひどくなっています。7000位にすると真っ黒の画像が生成されます。できるだけ、画素数は大きくしたいのですが上限があるようです。

4000×3000では正しく出力されます
4000×3000で出力
6000×3500ではドアや壁の一部が消えてしまいます。
6000×3500で出力
6000×4000ではさらにひどくなります
6000×4000で出力

パストレーシングでの出力の影響

 パストレーシングでは画素数を大きくすると計算途中で止まってしまいます。1枚目の出力はできても2枚目の途中でハングアップしてしまうことがありました。記憶の必要がなくなったメモリーを開放できていないようです。しかも、メモリーの使用を減らすために、ブロック単位で計算しているのですが、なぜか途中で止まってしまいます。パストレーシングだと画素数を大きくすると計算時間も増えてしまいます。

さいごに

 3Dビューとパストレーシングでのレンダリングは画素数を過大にしない方が良さそうです。またメモリーの量などコンピュータの仕様や機種により差が出る可能性はあります。あくまでIntelのCPUと16GBのメモリーを搭載したMac Book Proでの話だけかもしれません。

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