Live Home 3D 吹き抜けと勾配天井の作り方

 吹き抜けと勾配天井を作る方法を説明します。吹き抜けとは、建物の一部に床を作らず、複数階を貫いて一体となった空間を言います。

 一般的に天井は平らに張りますが、勾配天井は屋根の勾配に合わせて傾斜した天井を言います。天井を貼らずに構造体が露出している場合もあります。

 吹き抜けを作るのも、勾配天井を作るのも、どちらも「天井の開口部」ツールを使います。表示モードを2Ⅾ平面図にして、ツールバーの「建物」にカーソルを載せ右ボタンを押し続けると、利用可能なツールの一覧が出るのでその中から「天井の開口部」(長方形またはポリゴン)ツールを選択します。

吹き抜けと勾配天井の説明図。

1.吹き抜けの作り方

 使うツールは天井の開口部(長方形)ツールまたは天井の開口部(ポリゴン)ツールです。ポリゴンは閉多角形のこと意味します。天井の開口部(長方形)ツールは長方形を天井の開口部(ポリゴン)ツールでは直線で囲まれた長方形以外の閉じた図形を作ることができます。

 表示モードは2Ⅾ平面図にします。地上階の天井から1階の床を取り除き吹き抜けにする場合は、階は地上階を選択します。そして平面図の吹き抜けにしたい場所に応じて、長方形かポリゴン(閉多角形)で描きます。

2.勾配天井の作り方

 使うツールは天井の開口部(長方形)ツールまたは天井の開口部(ポリゴン)ツールです。

 表示モードは2Ⅾ平面図にします。図のように2階建ての屋根を勾配天井にする場合は1階を選択します。そして床面全体に長方形かポリゴン(閉多角形)を描きます。

おわりに

 上の階の床を取り除くのに一つ下の階を指定するのは、上から見下ろすように描く平面図では違和感がありますが、Live Home 3Dでは下の階の平面図に吹き抜け部分を描きます。

吹き抜けと勾配天井のイラスト
吹き抜けと勾配天井の建物
おすすめの記事