NVIDIA Canvas AIで画像を生成

NVIDIA Canvasで何ができるのか

 左側の画面に簡単なお絵描きツールのようなものがあり、簡単なスケッチを描いてこれを基にAIが左側の画面に絵を描いてくれるというものです。左側の画面に山を配置したいところに山の色を選択してブラシツールで塗りつぶしていくという具合です。山、丘や水面などの種別ごとに別の色が割り当てられています。ちなみに、初期値は空を割り当てられた色が全面塗りつぶされています。矢印のアイコンをクリックすると右側の画面に生成された画像が表示されます。使い方は簡単なお絵かきソフトと同様です。

種別の色で塗った結果

1 何でWeb版を使ったのか

 無料でGPU使って何かできないのかと探していると、NVIDIA Canvasがありました。NVIDIAのGPUを搭載していれば使うことのできるアプリ版とWeb版があります。アプリ版ではWindows 10が要件となっていました。GPUが搭載されているパソコンがWindows 11だったので、Web版のものを試してみました。

 Web上で使うのでインストールは不要です。横幅が広いので、縮小させて画面を左右に2面を表示させて、毎回、アクセスするごとに利用規定に同意するため、チェックボックスにチェックを入れなければならないのが面倒ですが、メールアドレス入れて登録は必要はありません。

 面白いのは考えもしなかった画像が生成されたときです。初期値の全面に空塗りつぶされた状態で実行させると星雲状のような画像が出てきました。

初期値の全面空塗りつぶしで画像を生成すると星雲状の画像が

2 出力して保存

 Jpeg形式で1024×1024の画像がダウンロードされます。他のソフトで読み込めばさらに加工が可能です。

3 テキスト入力の効果

 NVIDIA Canvasはテキストも入力できます。下の画像はテキスト入力前です。

 上の画像そのままの状態で、テキスト入力のチェックボックスにチェックを入れて、sunと入力してみました。それで生成されたのが下の画像です。夕日が沈む直前で川に夕日が反射しています。

4 さいごに

 思いもしないような画像を生成すると、心理テストのようにこれは何だろうと考えるのはたまには良いのかもしれません。同じようにAIを使ってテキスト入力により画像を生成するDALL-Eというプログラムもあるようです。NVIDIA Canvasと同じようですね。

おすすめの記事